訪問美容 寝たきりの方のカット(ベッド上カット)
- iiiii1211
- 2022年6月16日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年6月18日
こんにちは、目黒区を中心に活動しております、訪問美容ゆうゆうです!
仕事の他にインスタなどSNS発信に集中しすぎまして、久々の更新になってしまいました( ;∀;)
今日は「寝たきりの方」の在宅への出張カット・訪問カットにも触れていきます。
「高齢者のカット」にかかわらず、障がいをお持ちの方はベッドに寝たまま一日を過ごされる方も多いですよね。
そもそも寝たきりの方のベッド上でのカットはできるのか?横はカットできても、後ろはどうカットするの!??
理美容師以外の方はもちろんの事、理美容師ですら???クエスチョンマークが並びます!
僕も実際訪問美容の現場で働かせて頂いて、その現場を目撃するまで全く想像がつきませんでした!(^^;
まず、なぜ寝たきりの方のカットが大変なのか?難しいのかというと、頭部がベッドや枕など、常に何かに接地している状態になります!('◇')ゞ
理美容室でも通常は椅子に座りカットしますので、何もない空間の中に頭があり、どの角度からでもハサミを入れカットできますよね。
でも!!当然ですがベッド上で寝たままになりますので、どうやっても接地面には空間どころか隙間すらないのです!!(;^ω^)
何とか頑張って、ささやかな隙間が作れたところで、ハサミの開閉などできるわけがないです、、、
そこで、横を向くことはできるのか、少し頭を持ち上げても大丈夫なのか?ベッドの角度を上げてもつらくないのか?などあらかじめ確認しておく事がとても重要になってきます!
車椅子の方でも、頭とベッドの隙間を作れなくて苦戦した経験はありませんか?(;^ω^)
僕のささやかながらの経験から思うに、利用者様お一人お一人の状態が全く違うので、寝たきりの方のベッド上のカットの正解は1通りではないと思います!
その方の「ラクな姿勢」で、「短時間」で、「ご希望のスタイルになれる事」が、今のところ正解なのかなと思っています!つまり、試行錯誤と経験の蓄積が自分のデータになっていき、対応の幅も広がり、利用者様の安心感へと繋がり、それが笑顔につながるのかなと思っております(*^^*)
先日、ベッド上のカットで、接地面に隙間を作りつつ、毛を吸い取りながら接地面部分のカットを今までより効率よくする方法を実践できたので、確実な技術になり次第、ご紹介致します♪

ちなみに、ベッド上のカットの他に、ベッド上でのお顔剃りもできますよ!(^^)!
ちなみにちなみに、こちらの写真は実家(宮城県)に住む、僕の祖父(97歳)ですー(^^♪
ご予約やお問合せ遠慮なく下さい(^^)/
070-1553-8712
訪問美容ゆうゆう 小林
少しだけ↑の祖父について語りたくなったので、、(ご興味のない方は遠慮なくスルーして下さい)忘れないように書いてみます。
祖父は60歳の時に脳梗塞になり、それからずーっと半身麻痺の状態でした。今はほぼ寝たきりの状態です。半分動かなくなって37年も過ごしている、すごく強いですよね。名前が「力男(りきお)」だからかもしれませんが。(笑)
発症する「その時」まで、自由に動いていた自分の身体が、突然その日を境に体の半分が全く動かない、、、どれほどの衝撃だったでしょうね。まさか、自分が、とか色んなことをたくさん考え、苦しんだ事も多かったと思います。
今思い返すとそんな僕の一番古い記憶の中の祖父はすでに半身まひの状態ですが、孫である僕には悩みのない、いつも優しい姿しかないんですよね。小さくて
みなさんもそうかもしれませんが、祖父母にはこっぴどく怒られたとか、怖いっていう印象が少ない、もしくは無いですよね?
僕たち孫は愛情を貰いまくってたんですよね、きっと。だから思います、返さないといけないなって。祖父に届けないといけない思いや聞きたいことなど今度聞きに行こうと思いました。
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